今日の種まき5
答えのないことは揉めがち。。
お盆休み!皆さんいかがお過ごしでしょうか?!僕はいつもと変わりません。。(。-`ω-)
お盆と言えば「墓参り」ということなんですが、僕は小さいころからお盆に墓参りをするという行事がありませんでした。。
というのも、親父は山口、お母さんは香川で当時家族で暮らしていた場所は福岡。多分場所が遠いから行ってなかったんだと思いますね( ;∀;)
そんな中で育ったんで僕の兄弟もお盆に集まって墓参りしようなんてことは今でもないんですよねー...
ただ年末とかふらっと寄った際にはちゃんと行くようにしてます!先祖あっての自分ですからっ!感謝です☆
今回は「お墓について」です。
僕は長男でお姉と妹の三兄弟で、みんな仲がいい感じです。
人が死ぬとお金のこととかで揉めるって言いますよね?
親父とばあちゃんが無くなった時、遺産相続でそういう話になったんですが揉めることはありませんでした。
やっぱ揉めないよなぁ~っと思っていた矢先、揉めたことがありました。それが「お墓問題」
親父が亡くなった数年後にばあちゃんは亡くなったんですけど、親父が無くなった時に
ばあちゃん「こっちの墓(山口)に入れようか?」
僕「いや、福岡に墓建てるわ」
親父とじいちゃんは仲が悪かったので、一緒には入れたくないなと思って言ったんですが、ばあちゃんもそっちの方が嬉しかったみたいですぐに承諾してくれました。そんなばあちゃんも親父の墓が出来る前に天国に上っていきました。
そしていざ親父の墓を建てようかと動き出そうとした時、ふと考えました。
「お墓ってなんで建てるんだ?」
お墓を建てる意味はいろんな理由があるそうですが、
・いつまでも亡くなった人の遺骨を家に置いておけないという本能から遺骨をお墓の中に埋葬する
・故人に供物や花をお供えして、亡くなった人の冥福を祈るため(供養)
・故人を忘れないように皆が定期的、突発的に集まれる場所を作るため
だそうで、僕には益々建てる意味が分からなくなりました。。
これは僕の個人的な考えですが、
供養の気持ちはもちろんあるが、死んだらそれ以上何も無い。
別に遺骨を家に置いておいても良いんじゃない?むしろ近くにいるから良いじゃない。
親父を忘れるなんてことは絶対無いし、親父の言いつけであった『年末年始は絶対帰ってこい』っていう掟をみんな守ってるから定期的に集まってる。
改めて墓を建てることについて考えた結果「必要あるか?」これが答えでした。
お墓を建てるのには当然お金がかかります。
今は色んな選択ができますが、オーソドックスなお墓だと
石代、土地代、ネーム入れ代、管理費(墓じまいしない限りすっと続く) 込々で大体100万前後かかります。
そして墓じまいにも数十万のお金はかかります。
正直お金に関しては問題無かったんですが、兄弟はみんなバラバラの県に住んでますし、そもそも今まで
お墓参りもそんなにしてないですし、残ったお墓は子孫が管理していくので維持・墓じまいで困らないか、
などなど建てる理由を見つける方が難しかったです...(-_-;)
揉めた相手は実は兄弟ではなくお母さんでした。
当然愛した人のお墓を建てたいというお母さんの気持ちを汲んでやりたかったのですが、どうも腑に落ちなかったので揉めました。
そして喧嘩別れのようにそれぞれの県に帰って数か月後、お母さんの方から連絡があり
「あんたの言い分も一理ある。でもどうしても建てたいから今後のことも考えて永代供養でやる」
永代供養は5年や10年など短期で契約できるお墓です。
今回は親父の墓にお母さんの遺骨が収まってから10年後に自動的に墓じまいになるという契約だそう。
お墓代についてはお姉が出すと言ったみたいでそっちも気にしなくていいとの事。
「そっか。分かった。お墓できたらまた教えて」
そこからギクシャクも無く一件落着。
ただ、一応長男という意識はある僕。納得していないとはいえ、建ってしまったお墓に何もしないのは嫌だ!
ということで、お母さんには言ってないですが、お姉に連絡をとってお墓代の半分ぐらいを渡しました。
「別に気にせんでいいよ、あんた納得もしとらんのやろ?」
「いやいや!流石に何もせんのは俺もどうかと思う!全額とまでとはいかんけど、これぐらいはさせてくれぇ!」
別のところではお母さんと妹のバトルも繰り広げられてましたが何とか丸く収まって今はみんな仲良くやってます(。-`ω-)アブネ...
いかに仲が良いとはいえ、一歩間違えば本当の喧嘩別れになってしまうところでした。
こういう難しい問題で、いつかは答えを出さないといけないようなことは早めに答えを共有しておいた方が良さそうですね。。
お盆休みにそういうことを家族で話し合って意見を共有しておくのアリかと思います!
ということで、しっかりリフレッシュして休みを楽しんでくださいネ~(≧▽≦)
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